取締役 CTO 兼 人事部長 石野良朋 様
VPoE 安田俊之 様
御社の事業について教えてください
「働くひとと組織の健康を創る」をビジョンとして、B2Bのヘルスケアサービス「Carely – ケアリー」を展開しています。代表の山田自身が産業医であり、現場となる産業医との接点が近いサービスです。
■ Carelyの主な機能
- 人事と産業医の健康管理を効率化
健康診断、ストレスチェックの義務化、残業時間の記録などを全てクラウド上で管理し、面談した方がよい従業員を可視化 - 企業で働く従業員と人事の健康管理業務を圧倒的に効率化する
従業員とCarelyの保健師、看護師資格を持つスタッフをチャットでつなぎ、健康相談を受け付け、メンタル、フィジカル、病院選び、または上司部下の関係など様々アドバイスをする

社会的背景として、「働き方改革関連の法改正」により、労働者数50人未満の事業者でも健康管理に関する労務管理・法令を遵守することが義務付けられるため、1000名以上の大企業をはじめ、需要は高くなっています。
現在はB2Bで展開していますが、今後B2Cでの展開や個々に特化したレコメンド、予測系サービスも視野しています。

Kibela導入前はどのような課題がありましたか?
当初エンジニアが多く、設計書などの情報やスタッフが増える中で、蓄積していくストック情報をまとめる場所が欲しいと思っていました。
まずはエンジニア自身が使いやすいツールを探していました。
Kibelaに決めた動機は?
他に、esa 、Docbase、QiitaTeamが候補としてあがっており、Chatworkを使っていた頃もありましたが、検索精度がフィットしませんでした。
Kibelaは、トータルでエンジニアライクだったことや、当時はWikiとブログに分かれている機能が使いやすく、UIもシンプルだったので決定に至りました。
導入啓もうはどのように行いましたか?
エンジニアから利用を開始しましたが、現在は全社利用に広がっています。
エンジニア3割、営業3割、カスタマーサービス4割の構成です。外部スタッフにもアカウントを発行して活用しています。
UIや使い勝手がシンプルなので、無理に利用を促進するというより、徐々に、自然に広がっていきました。

具体的にKibelaをどのように活用していますか?
Kibelaの運用ルール
ヘルスケア関連の事業ですので、様々な職種やキャリアのスタッフが在籍していますが、あえて厳格なルールは設定はしていません。Kibela利用マニュアルなども用意していません。
それでも、違和感なく始めて、使いこなせてしまうのがKibelaかなと思います。
Kibelaの使い方
全社的には、日報をKibelaに書いています。
エンジニアは、
●週次 開発定例会議の議事録
●設計書(PlantUMLを活用)
●ノウハウなどの技術情報
●障害経緯
●新人オンボーディング
●セミナー参加レポート
など、あらゆる面でKibelaに蓄積して活用しています。
管理部、営業やマーケティング、カスタマーサポートなどは、
●セミナーでの活用
●議事録
●コーポレート関連情報
●業務フローマニュアル
●新人オンボーディング
などで活用しています。
Google Docsもありますが、編集がしにくく使い勝手がいまいちフィットしないため、ほとんどの情報をKibelaで共有するようにしています。
一部議事録を書く際、Google Docsを使って複数名で記録していますが、Kibelaにも同時編集が実装されるとのことで、期待をしています。

グループ・フォルダ
グループは部署やチームごとに分けています。そこに紐づくフォルダはテーマごとに階層を整理しています。
記事の探し方
だいたいKibelaのトップページから検索や右カラムのインデックス、フォルダを伝って探しています。
検索結果から、さらに複数の条件をクリックで選択して絞り込むことができるので、そのあたりをもっと社内促進できればと思います。

投稿へレスポンス
まずは投稿者や関係者が自ら「いいね」で反応するようにして、気軽にレスポンスできることや、レスポンスされた側の気持ちを体験できるようにしています。

Kibelaを導入してどのように変わりましたか?
以前のツールは、情報を集めても検索で探すことができず、困っていました。
Kibelaに移行したことで、シンプルな画面と機能であることから、気軽に投稿ができ、細かい条件検索もでき、情報共有がより気軽にかつ効率よく出来るようになりました!
まさに社会トレンド「働き方改革」のど真ん中にあるiCARE様。医療というセンシティブな事業を担いつつ、スタッフ一丸となって前進する地に足の着いた強さを感じます。
ヘルスケア関連のサービスに関わる様々な職種やキャリアのスタッフがいる中で、特別なルールも設けず、自然と全社利用に広がったことは、その現れだと思います。
これからも、KibelaはiCARE様を、ヘルスケア業界を、全力でサポートさせていただきます!